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2002年01月21日

キング牧師の日

ブッシュ大統領、プレッツェルで一時失神・・・新年早々やってくれました。餅の間違いじゃないのか?と思ってしまったくらい間抜けなこのニュース、ホワイトハウスは笑い話にしたいようですが、アメリカ在住のアフガニスタン人がどんな気持ちであれを見たのかと思うと私には笑えません。

今日の写真は、我が家のみならず数多くの家庭で重宝がられているブリタ社の浄水器です。一見するとシンプルですが、よく観察すると機能性がとことんまで追及されています。さすが職人の国ドイツ!と思っていたら、会津大の同輩(現在ドイツにて修士論文執筆中)が言うには「ドイツの水道管から出る水は細かいゴミみたいなのがいっぱい含まれていて、フィルタを通さないと飲めない」のだとか。また、ドイツ人のある先生は、ゴミどころか髪の毛に遭遇したらしいです・・・ひー。まさかそんな背景が存在するとは。必要は発明の母、というには怖すぎます。

アメリカの水道水は硬水で、私は最初の数ヶ月間、水が肌に合わずに大変なことになりました。どんなにクリームを塗りこもうとオイルを塗りたくろうと、そのうち肉が見えてくるんじゃないかと思われるくらいの勢いで脱皮を繰り返していたものです。もちろん個人差があって、軟水である日本にいた時にどうしても治らなかった肌荒れがアメリカに来て治った、という私とはまったく逆の人もいます。

明日の月曜日は第三月曜日でMartin Luther King Jr.の祝日なので、この週末は三連休です。ご存知のように、キング牧師は黒人の公民権運動指導者であり、のちにノーベル平和賞を受賞しました。彼の演説"I have a dream"はあまりにも有名ですね。驚くべきは、その演説がなされたのが今から約40年前でしかないということです。たった40年前まで、アメリカは黒人の市民権と白人のそれに差があって当たり前、の国だったのです。さらに、この祝日が定められたのは1980年代(アメリカで最も新しい祝日)ですが、その当時でさえ、この祝日を拒否する州がいくつかあったほどなのです。そして、大変残念なことに、現在でさえキング牧師の夢は完全に叶えられたとはいえず、いまだ様々な人種差別が依然として存在します。むしろ以前ほど表層化しにくいだけに、余計に性質が悪いという見方もできます。しかし、少なくとも、なくしていこうという方向に社会全体が向いているのは大変良いことだと思うのです。この国のこういう側面は大いに見習う余地があるのではないでしょうか。ただ、同じ調子で他国に内政干渉するのはやはり勇み足でしょうが。

投稿者 akiko : 2002年01月21日 16:04

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