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2004年06月22日

犬の排泄物問題

夏至ですね。一年でもっとも日が長い日にもかかわらず、私は外の天気がまったくわからないフォトスタジオにこもっています(写真参照)。いえ、好きでやってるからいいんですけど。いくらするのか見当もつかないカメラやレンズを扱うのは、いつまでたってもどきどきします。ぼけーっと歩いていてしょっちゅう何かにぶつかったり犬のうんこを踏んだりしている私が高価な機材を扱うのは、どうも心臓に悪いです。まわりの人はもっとどきどきしながら見守っているような気もしますが。

そう、犬のうんこ!これが大問題です。もっとも、私が見る限りそう思っているのは日本人くらいなんですが。日本からパリに旅行した人がよく言う「街が汚い」というのは、おそらくこのことだと思われます。

ドイツの街はあちこち行きましたし、フランスも近場はいくつか行って、他にもアムステルダム、ブリュッセルはじめベルギーの街、はてはザルツブルグまで行きましたが、どこに行っても注意すべきは犬のうんこです。街によってはひったくりよりも注意する必要があります。ザルツブルグにいたっては、馬糞にも注意しなくてはなりません。とても美しい街なのにもったいないです。

日本の犬のしつけは目もあてられないことが多いのですが、少なくとも犬の排泄物に関する飼い主のモラルはどこよりも高いと思います。というか、日本人の衛生観念が高いんですね。私は日本にいた時はかなり適当な部類だったはずですが、ここのところ自分は潔癖症なんじゃないのかと思うことが多いです。

風呂に入る習慣が当たり前にあり、かつ高度なリサイクル社会であり、しかも当時の世界でトップレベルの人口を抱えるにもかかわらず疫病らしい疫病はほとんど流行らなかった江戸にひきかえ、中世ヨーロッパはトイレという概念すらない社会だったわけでして…ハイヒールシューズも日傘も、元はといえば服を汚さないための工夫だったとか言われています。そりゃーペストも流行ろうというものですよ。

そんな背景のあるヨーロッパ、犬のうんこを道路に放置するくらいで疑問を持つ人は誰もいません。しかし現実問題としてそのままにしておいても石畳やアスファルトの上では土に還るわけでもありません。

そこでほとんどの街が採用している解決方法というのが、犬の飼い主に課税してその税金で清掃業者を雇うというものです。雇用促進になるからいい?そういう問題ではないと思うんですが。たばこのポイ捨ても多くて、これにも同じことを感じます。

道を歩けば必ず目に入る犬のうんこと、ヨーロッパ人の大半が家の中で靴を脱がないという習慣を合わせて考えると、正直なところこちらの神経がやられそうになります。なので、私の頭の中では意図的に隅の方に追いやってあまり考えないようにしています。

いくら郷に従うにしたって、さすがに限度が…ついでに、私の見たところ食器を「すすぐ」という概念もないのが普通のようです。これまた水が貴重だった時代の名残かなんかでしょうか。たいていのカルチャーショックにはもう動じませんが、この2つにはいつまでたっても慣れそうにありません。

投稿者 akiko : 2004年06月22日 04:50

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