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2005年01月26日

アメリカ行ってました

皆さんお久しぶりです。先週の土曜日から9日間、アメリカに出張しておりました。日本語の使えるラップトップは持っていかなかったので、今回まとめて二日お届けします。え?そういう場合は英語で更新しろ?いえ、海外生活が長いくせにちっとも上達していない英語がばれるんで、それはなしで。

アメリカは、サンノゼで学会に出席してきました。サンノゼはとても暖かかったですよ。宿泊したモーテルは屋外プール&ジャグジー(写真)つきです。水着持っていって良かったー。

さて、そんなわけでアメリカの入国審査で人生初の指紋採取でした。が、そんなことはどうでもよくなるようなインタビューがフランクフルト空港でありまして…チェックインの前に入国審査、というかほとんど犯罪容疑者の取り調べのようなスクリーニングがありました。いえ、そういうのが必要なのはわかるしそれで自分の安全も確保されることになるんで、そこは十分理解していますし、できるだけ協力するつもりですよ。しかし、

「では、この荷物は昨夜パッキングしたんですね?それで、その後これはどこにありましたか?」
「そのまま自宅に。」
「でも例えば今はもう自宅にあるわけじゃありませんが。」
「…自宅からここまで、ずっと私の手元にありました…これでよろしいですか?」

と言う小学生のへ理屈のような問答がずっと続くと、さすがに疲れます。

他にも、バッグとすべてのデジタル機器についていつどこで買ったかを説明したり、学会からの論文審査合格を知らせる手紙を見せたり、プレゼンテーションの資料を見せたり、ホテルからの予約完了を知らせるメールのコピーを見せたり、挙げ句には収入について説明したり…このすべてにおいて、質問は上記の調子でなされます。

いい加減いや気がさしてぶすくれていたら、隣でスクリーニングを受けていた同僚(ポーランド人)も「あのですね、もはやドイツのビザ(※)が切れていようがいまいが関係ないんですよ。ポーランドは現在EU加盟国です。ご存知ありませんでしたかね?」と静かに切れてるし。

よっぽど、アメリカ政府の通達によるもの(いろいろ考え合わせるに、十中八九そうですが)かどうかを聞いて、もしそうだと答えられれば日本大使館員の立ち会いを要求しようと本気で思うほどの取り調べでした。一晩くらいなら足どめされたところで、自分のプレゼンには影響ないスケジュールでしたし。参考までに、海外の国家権力による不本意な扱いを受けた場合、日本大使館(または領事館)に連絡して立ち会いを要請する権利が認められています。もちろん、日本大使館・領事館が存在する国、つまり日本と国交のある国に限りますけどね。

と、私の担当者がすべての資料を持って上司の指示を仰ぎにいった間にこういうことを考えていたわけで…もしチェックインを拒否されれば、実際にやるつもりでした。まあさんざん時間をとった後に結局チェックインできたんですけどね。で、やっと終わったと思ったら、次は預け入れ荷物の総点検が始まる次第で…ぐぁー!いつ終わるんだこれは!

システムは完全にアメリカ式なのですが、訴訟社会という背景でハラスメント訴訟に敏感なアメリカと違い、ヨーロッパはおおらか、アメリカ的視点からいえば無神経です。よって私の荷物は同僚(男性)の目の前で開けられ、下着の一枚一枚までくまなく点検される羽目になりました。さすがに彼は明後日の方向を向いていてくれましたが。

そんなわけで、ようやくアメリカにたどり着いた暁には、もう指紋でも魚拓でも好きなだけ取ってくれという気分でした。…はっ、もしかして指紋採取の不快感から気をそらせるために作戦なのかも?

いかん、フランクフルトでの愚痴だけで終わってしまいました。学会とサンノゼについては明日お届けします。


※ドイツは、日本人に対していかなる理由・滞在期間であろうと事前のビザ取得を免除しています。他の免除国はEU加盟国、スイス、アメリカ、カナダだったと記憶しています。ただしこれは入国後にしなくてはならない外国人登録とは別物ですのでご注意を。

投稿者 akiko : 2005年01月26日 03:14

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