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2006年2月12日

幽玄の時を見つめて

会津絵ろうそくまつりに行った。

日暮れを待ってお城へ向かった。風もなく静かに春の雪が落ちていた。
お祭りと言うと何かにぎやかなイメージがあるが、春を待つひとときの、冬の寒さにほのかに揺らぐろうそくの炎を見つめる、心温まる静かなまつりだ。
ろうそくの灯は幻想的で、まさに幽玄の、メルヘンの世界だった。
お城の本丸に連なるろうそくの炎の道を、静かに自分の心を見つめながら辿った。
 
会津伝統工芸品である会津絵ろうそくは500年の伝統を持つと言われる。
菊や梅、立葵などの草花が色鮮やかに描かれ、花のない冬の間は、仏様に供える花の代わりとなった。

ろうそくの炎が雪のほこらをほんのりと照らす。みつめる炎は暖かく、心が温まった。
気づけば雪は本格的となり、一層炎が幻想的にまたたいた。
このまつりの運営をされた多くの市民に感謝しながら、また来年を楽しみに、去りがたい気持ちでお城を跡にした。

松下

投稿者 rousoku-guest : 2006年2月12日 12:22

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